平成27年度 第2回学校の森・子どもサミット 開催報告

平成27年8月3日(月)~5日(水)、第2回学校の森・子どもサミットを岡山にて開催しました。

サミット1日目

(1) 児童による森林体験活動発表会

 第1日目である8月3日、快晴の空の下、会場である岡山大学Junko Fukutakeホールに、開会の2時間ぐらい前から全国10校の発表校の児童48名、教員等20名が集まりました。午後からの発表に備えてリハーサルや練習にいそしんだり、手作りの名刺を配って友達作りをしたりと、これからはじまるサミットへの期待と緊張を胸に、それぞれ本番までの時間を過ごしていました。

発表会の様子
発表会の様子

 13時の開会時には、会場に発表校の児童・教員を含む約220名の参加者が集まりました。開会式冒頭、主催者を代表して、本サミットの実行委員会委員長である梶谷辰哉(公益社団法人 国土緑化推進機構 専務理事)及び実行委員の今泉裕治(林野庁 森林利用課 山村振興・緑化推進室室長)が開会の挨拶を行いました。
 挨拶が終わると子どもたちの発表です。今年は、10校中8校の小学校が初参加でしたが、どの学校も初めてとは思えないほど堂々と発表していました。

質問に答える引率の先生達
質問に答える引率の先生達

 お祭りのときのはっぴを着て発表を行った学校、15名もの児童が参加したにも関わらず全員が順番にスムーズに発表した学校、島の周りを泳ぐイルカのスライドに会場の目が釘付けになった離島の学校など、10校それぞれが地域の特性を活かした森林体験活動の様子を、工夫を凝らして発表してくれました。
 子どもたちの発表の後は、引率の先生方から、各学校の特徴、地域との連携、森林体験活動を通して感じる児童の成長などについてコメントしていただきました。

(2) 分科会とワークショップ

有識者によるパネルディスカッション
有識者によるパネルディスカッション
ワークショップの様子
ワークショップの様子

 発表会の終了後、子どもたちは会場の外で、岡山県森林インストラクター会によるワークショップに参加しました。発表会の緊張から解放され、様々なゲームや岡山県の自然や歴史に関する話を楽しみました。
 一方、大人たちは、文部科学省初等中等教育局 田村学視学官と岡山大学大学院教育学研究科理科教育講座 藤井浩樹准教授を講師に迎えた「森林環境教育におけるアクティブラーニング~主体的・協働的に学ぶ力とは?~」というテーマのパネルディスカッションに参加しました。身近な自然環境で行う体験学習をどのように子どもたちの主体的な学びにつなげるか、なぜ活動の場として「森」がふさわしいのか、などについて会場を交えた意見交換を行いました。

豊ヶ丘小学校の中継会場
豊ヶ丘小学校の中継会場

 なお、発表会とパネルディスカッションの模様は、協賛企業のご協力により、USTREAMで中継するとともに、発表校の一つである東京都多摩市の豊ヶ丘小学校に中継会場を設け、岡山まで来られなかった児童や保護者に発表の様子などを見ていただきました。USTREAMの視聴者数は377となり、来場できなかった方々にも関心を持っていただけたようです。
 発表会の夜、発表校の児童・教員などサミット一行は備前市の閑谷自然学校に宿泊しました。大部屋に泊まることとなった10校の子どもたちは、発表会や移動の疲れも見せず、新しい友達とのおしゃべりに夜遅くまで夢中だったようでした。